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2次元は果てしなく

古今東西ありとあらゆるラブコメを吸収せしめし神を目指すブログー主にラノベを読みますー

冴えない彼女の育てかた

 

これは俺、安芸倫也が、ひとりの目立たない少女をヒロインにふさわしいキャラとしてプロデュースしつつ、彼女をモデルにしたギャルゲームを製作するまでを描く感動の物がた…「は?なんの取り柄もないくせにいきなりゲーム作ろうとか世間なめてんの?」「俺にはこのたぎる情熱がある!…あ、握り潰すな!せっかく一晩かけて書き上げた企画書なのに」「表紙しかない企画書書くのにどうして一晩かかるのよ」「11時間寝れば必然的に残った時間はわずかに決まってんだろ」「もうどこから突っ込めばいいのよ…このっ、このぉっ!」…ってことで、メインヒロイン育成コメディはじまります。 

  ということで「冴えない彼女の育てかた」一巻です。

 突然ですが、ぼくはこの作品が大好きでして、この作品の感想を書きたくてサイトを立ち上げたようなものです。だけどいざ書こうとすると手が止まりますね、、、感想記事一発目の、それも文章も構成も手探りの状態でこれを持ってきたのは失敗だったかもしれません。でもやっぱ一発目は冴えカノしかありえないよなあ、ということで書いていこうかと思います。

 ぼくがこの作品に出会ったのは高校二年の冬の、期末試験を十日後に控えた日のことだったかと思います。前評判とかAmazonレビューとか全くのノーマークの状態で、勉強の合間に何気なく一巻を読んだだけだったんですけど、衝撃を受けました。病みつきになりましたね。勉強そっちのけで読みふけりました。それで読み終えた感想としては「変な小説だなあ」これでした。それまでもラノベや小説は普通に読んでいたんですけど、冴えカノのような話を読んだことはなかった。だって、描写が極端に少なくて、山場はあるけどめっちゃ盛り上がるわけでもなく読み終えた印象は平たん、表紙をメインヒロインが飾らないし、そもそも著者の肩書きのシナリオライターってなんだ小説家じゃないのか、等々。でもこれら悪口じゃないんですよ、読み終えて一番の感想は「変な小説だなあ」で二言目は「最高」でした。だってだって、地の文を圧倒する軽妙な会話劇、いつまでも浸っていたいと思わせる彼らの日常、キャラが死んでいるとかいう新鮮なメインヒロインに、脇を固める強烈なキャラたち、いままで読んできた小説とは違う、シナリオライターだからこその物語にぼくはすっかり陶酔しました。当時はその言葉を知りませんでしたが、その時点でぼくはもう冴えカノひいては丸戸史明の「信者」であり、なにがあろうと彼らを全肯定する、そんなファンになっていたのでした。(そのあと、丸戸の作品がやりたくてもできない、18禁の壁に苦しめられることになるのですが……)

 

 ここからネタバレですかね、本文の内容に触れます。

 

まあ本文の内容と言ってもぼくの好きなシーンを挙げるだけなんですけどね。具体的に好きな会話を挙げていきたいんですけど、そうするとほとんど抜き出してしまいそうなので、ここぞというシーンをば。(時系列に5つ挙げます。泣く泣く5つ選びました)

加藤恵との喫茶店でのシーン

「加藤って、さ」「普通に可愛いなって」から始まるこのシーン。まずこの台詞に度肝抜かれましたね、キモオタの倫也がいきなり口説いた!?いやどうやら違ったぞ。そんな感じの会話が加藤のキャラクター性をじつにうまく出してますよね。そして地味な娘の例を挙げる場面、やられました。読んでるときはぼくも加藤と一緒になって??の連続でしたが、タネが分かって、爆笑。からの「キャラが死んでるんだよ!」え?擁護じゃなかったの!?最高です。

〇家に押し入ってきた英梨々とのシーン

澤村邸からだんだんと近づいてくる英梨々。のっけから最高のシーンですが、特筆すべきは『ね、どれに乗る?』『→お化け屋敷』から続く、地の文がほとんど入らない掛け合いの場面。ギャルゲの台詞によって区切られる会話、打てば響く言葉の応酬、そして最後、『そして……もしよかったら、わたしを国立競技場に連れてってください』そのギャルゲの台詞で泣いてしまう二人。いままで会話を区切る役目をしていただけのギャルゲの台詞が、倫也と英梨々の会話に影響を与えるという、ねえ!芸術並みに美しい会話だと思いませんか!? そして一緒になって泣いてしまうところに、二人が似た者同士であるところが垣間見れて嬉しい。

〇詩羽先輩とのハンバーガー店でのシーン

元カノ然とした詩羽先輩いい!そんな場面でした。ラノベでここまできっついキャラをぼくはいままで見たことなかったものでして、元カノ属性とか(元カノじゃないけど)、もう最高(はいぼくの趣味です)。まあ、そんなシーンなのですが見どころなのが、詩羽先輩だけではなく、加藤の見せ場でもあったことですね。『恋するメトロノーム』について加藤にしては熱く語るシーンは、決してオタクではない彼女が倫也とうまくやっていける理由を垣間見たようでした。あと布教が成功するのって最高だよね、その喜びを倫也を通して感じられただけでもう満足です。(補足。いちばんの笑いどころとしては、編集さんからのストップがかかるメタネタ。声に出して笑っちゃいました)

〇企画書が書けない倫也のGWでのシーン

突然ですが、ぼくが冴えカノでいちばん好きなキャラは倫也だったりします。女の子はみんな一癖も二癖もあり、とっても魅力的だし、伊織だってなんだかんだいいやつだと思います。だけどやっぱりいちばんは倫也。キモオタで、ツッコミ役で、暴走して、だけどみんなに愛される、そんな倫也が大好きなんです。さてこのシーンですが倫也の人間性が出てる好きなシーンです。テスト前とかこんな感じですよねー、もう共感の嵐。それでいて、最後に覚醒するところは結構かっこよかったり。オタクとして、そしてひとりの人間としての倫也がよくわかるシーンです。(p.s. 妄想の加藤可愛すぎませんか!?こりゃ倫也も悶えますわ)

〇最後の台詞

最後の台詞ってなんだろう、と思われるかもしれませんが、これはそのまんまの意味で、冴えカノ一巻最後の英梨々の台詞「嫌よ脚が太くなるもの」のことです。これがライトノベルの、それもヒロインである女の子の台詞ですか!?そう思いました。ラノベのような媒体でこんな生々しい台詞を言うかと、衝撃だったんですね。これは冴えカノ全体にもいえることだと思うですけど、ところどころにぎくりとするような女の子の生々しさ、めんどくささがある。それが冴えカノのヒロイン陣を二次元から三次元に、どこかにいそうな生きたキャラだと、そんな風に思わせるのだと思います。こういった生々しさを書けるのってたぶん丸戸がエロゲ畑の人間だからなんでしょうね。ぼくは、エロっていうのはどちらかというと現実寄り、三次元寄りなものだと思うんですよ。そういったものを書いてきた丸戸だからこそ、ラノベでありながらラノベとはズレている、「冴えカノ」と言うしかない独特の雰囲気を持ちえる作品になったと思うんですよねえ(少しべた褒めすぎでしょうか、、、でもしかたない、信者だから)

 

ということで「冴えない彼女の育てかた」でした。一巻の感想ということでしたが、この作品に対するぼくの想いも一緒に書いちゃいました。めっちゃ時間かかった、二時間もかかった……。だけどずっと書きたかったことが書けて本当に満足です。

次からはスマートに、スタイリッシュに、積読の消費を妨げない程度に書いていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。_(._.)_

 

積読本が大変なことに……

 ブログ開設から早3カ月が経とうとしています。まだ記事らしい記事を書けていない梨丸です。なんてことだ、三日坊主以前の問題だぞ、ぼく。ということで、取りあえず現状の整理を。

 もともとこのブログはライトノベル積読本を減らすために始めたものでして、読んだ本から順に感想に上げていこうかと思っていたのですが、ブログを書けていない現状、、、積読本が大変なことになっています! 本が読みたいのに読めない、そんな状況が続いております。

 なので!今日から!常に読書、毎日読書、一日一冊感想上げる!を目標に頑張りたいと思います改めて。

 

以下積読一覧(シリーズものの続刊がほとんどだけど、この際だから一巻から読んでいくぜっ!)。

冴えない彼女の育てかた

(アニメ二期が絶賛放送中で、12巻が出て、と大盛り上がりの冴えカノ。物語も終盤ですね。11巻が引きのあるラストだっただけに注目の12巻でありますが、この際なので一巻から読んでいこうと思います。もうほんと好き丸戸、その軽妙な会話劇に溺れたい)

りゅうおうのおしごと!

このラノ一位の本作、最新刊まで買ってあるのですが手つかず、、、この機会に!)

妹さえいればいい。

(大好き平坂読先生の新作、当然最新刊まで読んでおり、、、と言いたいところなんですが4巻の時点で止まっています泣。受験に大学にと忙しくて、、、って言い訳してる暇があったら一巻から読み直しじゃああ!)

ゲーマーズ!

(4巻までは読んでいてですね、、、ええい一巻から読み直しじゃああ!)

エロマンガ先生

(3巻までは読んでいてですね、、、いやほんと情けない。受験だったんです、大学一年は忙しいんです。アニメ化してるこの機会に一巻から予習復習しましょう)

とらドラ!

(じつはアニメしか見ておらずラノベは一巻しか、、、おいっ!ってことでこれは早急に全巻読まなきゃいけないです。たけゆゆ作品は全部揃っているので、この機会にそれらもぜひっ!)

クソゲー・オンライン(仮)

(これ面白そう。僕のアンテナがビンビンしてる作品です。じゃあさっさと読めよ笑)

〇やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

(新刊が出ない……。って言ってもおまえまだ11巻読んでないじゃん!ってことで読まなきゃ。6巻までは読みやすいんですけど、それ以降が結構ヘビーなんですよねー、なのでこの機会にじっくり読もうと思います)

いでおろーぐ!

(現在進行形で刊行している学園ラブコメって今案外少ないですよね。だから電撃から出ている本作には期待してまして。最新刊まで揃えているんですけど読めてない泣)

〇キラプリおじさんと幼女先輩

(こちらも貴重な学園ラブコメ枠。タイトルからわかる、ぼくこれ好きだわ)

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係

(ラブコメというよりは恋愛モノか。ファミ通はこういったの多いですよね。楽しみです)

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

(シリアスがきつそうだなーと敬遠していたけどやっぱり読みたい。さくら荘のコンビだしねっ)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

(マジか、俺妹読んでないとか、、、いや数年前に全巻揃えたんですけど、時間が。なんか僕って結構忙しいなリア充か?、、、いえ読むのが遅いだけです)

涼宮ハルヒの憂鬱

(、、、もう何も言いません、読もうっと)

イリヤの空、UFOの夏

(あまりの辛さに4巻の途中から読めなくなってしまったんですよね。いまならいけるか?)

さよならピアノソナタ

(ここまでくるとラノベ界の有名作をとにかく読むぜ、な感じになってきましたね。というか積みすぎだろ)

化物語上下

(はたしてここまでたどりつけるのだろうか)

古典部シリーズ

(これは積読じゃない、だけどここまで来たら再読したい。このシリーズ何回も繰り返し読んでいるんですけど、ミステリーで再読に耐えうるってすごいですよね)

ミナミノミナミノDRAGONBUSTER

秋山瑞人の計三巻。買ったはいいけど読めてなくて、、、こんなんばっかだなおい)

〇ゴールデンタイム

(たけゆゆ読もう!これまた4,5巻まで読んで受験に突入してしまった作品)

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

(アニメ良かったです!アニメのエピソードまでは読んだんですけど、続きは買ってから読めてない)

生徒会の一存

(まだまだあるけど取りあえずここまで。いつになったらここまで読み切れるのだろう)

 

一巻モノ(シリーズモノのあいだの気分転換に)

〇クズと金貨のクオリディア

紫色のクオリア

〇ざるそば(かわいい)

ミミズクと夜の王

〇86-エイティシックスー

とある飛空士への追憶

〇クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門

知らない映画のサントラを聴く

ブギーポップは笑わない

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

〇NHKにようこそ!

 

の、以上なのでした。

ちらほら積読でないのがありますが、これらは間違いなく今僕の手元にあって、ずっと僕がちゃんと読みたいと思っていた作品たちです。読むのが遅い僕ですが(平均的なラノベで5時間はかかる泣)、毎日一冊できる限りで読んでいこうと思います。

では。

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 管理人の梨丸です。

 このサイトではサイト名のとおり、ラノベの感想を主として書いていこうと思います(マンガとかアニメとかもたまに書くかもしれない)。

 あまり頑張りすぎるとバテてしまうので、肩の力を抜いてのんびりとやっていきます。いつまで続けることができるのかわかりませんが、もしよかったら覗いてやってください。